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生徒会講演会
2025年12月11日
12月11日(木)、記念講堂にて、生徒会の企画、運営のもと、生徒会講演会が行われました。
今回は、2020東京オリンピックボクシング金メダリストであり、現在は東京農工大学大学院でカエルの研究をされている入江聖奈さんをお招きし、「不器用な私が金メダリストになれた思考力 ~金メダルから学んだ目標達成方法~」と題して講演をしていただきました。
講演の冒頭では、なんと入江さんが獲得された金メダルが客席の生徒へと手渡されました。生徒一人ひとりが本物のメダルに触れ、その重みを実感しながらお話を聴くという、大変貴重なスタイルで講演が進められました。
入江さんからは、金メダル獲得に至るまでの思考法として、大きく三つのポイントを話していただきました。
一つ目は「ネガティブ思考も大切」ということ。「最悪の事態」を想定しておくことで、それは「想定外」ではなく「想定内」となり、落ち着いて準備・対応ができる武器になると教えていただきました。
二つ目は「長所を活かす」こと。短所を埋めることに時間を費やすのではなく、世界で勝つための自分の「武器」となる長所を見極め、そこへコストをかける重要性を学びました。
そして三つ目は「才能が無くて良かった」という逆転の発想です。ライバルと出会うことで自分に才能がないことに気づいたからこそ、人の何倍もの練習を積み重ねることができたというお話には、強い説得力がありました。
また、競技引退後には「好きを信じてみよう」という一心で大学院へ進まれました。大好きなカエルの研究に打ち込まれている姿は、進路を考える生徒たちの背中を強く押してくれました。
今回の講演会は、目標達成への具体的なアプローチだけでなく、自分自身の特性や「好き」という気持ちとどう向き合うかを深く考える機会となりました。
ご多用の中、熱意あふれるお話をしてくださった入江様に、心より感謝申し上げます。

