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中3　長崎文化教室

2023年11月17日

中３学年は11月17日〜20日に長崎文化教室に行ってまいりました。

長崎文化教室の目標は、「灯（ともしび）」としました。「原爆で被害に遭われた方、遺族の方々、キリシタン弾圧によって差別を受けた方々に思いを馳せ、よき隣人となれるよう心に火を灯す。」そして、昨年の日光高原教室よりも自由度の多い中で、楽しいことより正しい行動を選択し、実りの多い３泊４日にしたいという想いで行事に臨みました。

　様々な見学場所から得たインスピレーション、神父様や遺構巡りの講師の先生のお話からや、ホテルの方やバスガイドさんのお話からも、心に響いた言葉、刺さった言葉があり、一人一人の心に様々な「　灯　」を灯すことができました。その「　灯　」が行事が終わったら消えてしまうのではなく、自分たちの行動をいうエネルギーを注ぎ続けて「　灯　」を育てて行ってほしいと願っています。

長崎文化教室1日目は、「沈黙」の舞台となった外海地区での学習です。天気が不安定で、時折、傘が役に立たないくらいの風雨に見舞われましたが、バスの外に出て移動したり、見学する時には雲が切れて青空が現れました。まるで神様がタイミングをずらしてくださっているかのようでした。

２日目は平和学習。これまでにも戦争は二度と起こしてはいけないと何度も耳にしたことがあります。戦争は遠い国で起こっていることではなく、我々の日常にある悪口や、いじめ、無視、身勝手な立ち振る舞いなどの延長線上にあります。思うだけではなく、具体的にどのように日々平和な選択をしていくのか、深く考える機会となりました。

３日目は楽しみにしていた班別自由行動

４日目はコルベ神父様の足跡に触れ、行事の締め括りとして、ミサに与りました。